グループガイドラインに基づくグループ会社のリスク管理の実践的解説
～リスクマップを活用したリスク管理のPDCA化～

2019年6月28日、経済産業省より「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」（グループガイドライン）が発表されました。グループガイドラインでは、「3線ディフェンス」によるリスク管理を推奨しています。１線（事業部門）、2線（管理部門）、3線（監査部門）のそれぞれが、どのような役割や連携を図るのか、具体的に落とし込みをしなければ「3線ディフェンス」は意味をなしません。そして、「3線ディフェンス」の要である2線（管理部門）は、「3線ディフェンス」の実効化を図り、グループリスク管理体制を推進する必要があります。
今回のセミナーでは、グループガイドラインが推奨する「3線ディフェンス」の自社への落とし込み方を説明するとともに、2線がリスク管理を行うにあたって、必要なリスクマップの活用およびグループリスク管理のPDCA化について、実践的に解説を行います。

【プログラム】

１．グループガイドラインが示すリスク管理とは

（１）子会社におけるリスクが顕在化したケースの紹介

（２）グループの内部統制における親会社の役割

（３）３線ディフェンスとは

（４）３線ディフェンスの自社への落とし込み

（５）２線に求められるリスク管理とは

２．リスクマップを活用したグループ会社のリスク管理の高度化

（１）開示府令の改正による「事業等のリスク」の開示強化の必要性

　　　企業内容等に関する内閣府令（2019.1.31改正 開示府令）の改正内容

　　　有価証券報告書の「事業等のリスク」の記載への影響

（２）実効的なリスクマップの活用

　　　①実を伴ったリスクの抽出手法

　　　②実を伴ったリスクの評価手法

　　　　・固有リスクの分析

　　　　・統制活動

　　　　・統制活動の有効性評価

　　　　・残余リスクの分析

　　　　・リスクに対する対応策の優先順位の決定

（３）リスク管理委員会を活用したリスク管理のPDCA化

（４）グループ会社の実態に応じたリスク管理手法の提案

2019年12月03日(火)

09:30～11:30 （受付開始 09:15～）

トスラブ山王健保会館 （2階会議室）

〒 107-0052
東京都港区赤坂２丁目５−６ トスラブ山王健保会館

【アクセス】

※地下鉄銀座線・南北線 「溜池山王駅」 10番出口より 徒歩3分
※地下鉄千代田線 「赤坂駅」 2番出口より 徒歩5分
※地下鉄銀座線・丸ノ内線 「赤坂見附駅」 10番出口より 徒歩7分

早川経営法律事務所　弁護士　早川 明伸　氏

大阪大学法学部卒業。 05年弁護士登録、中島経営法律事務所入所。15年早川経営法律事務所開設。16年独立行政法人中小企業基盤整備機構 アクセラレータコースメンター就任。17年九州大学起業部メンター就任。18年HENNGE株式会社社外監査役就任。リスクマネジメントや上場企業・ベンチャー企業の内部管理体制構築、各種研修業務を主に扱う。
コーポレートガバナンス、リスクマネジメントのコンサルティングを行う、GRAソリューションズ㈱の代表取締役。

16,500円（税込）

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主催：レクシスネクシス・ジャパン株式会社

レクシスネクシス・ジャパン株式会社
ビジネスロー・ジャーナル 　広告・出版部セミナー担当
Email: seminar@lexisnexis.co.jp